オオギリ・レーダー

僕が聞きたい人に聞きたいことを聞いてログを載せるブログです。

INTERVIEW #11 寺岩 さん

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名前 寺岩
大喜利暦 大体2006年~
所属団体(活動場所) 大喜利やらナイト 大喜利会議室
主な実績 『大喜利会議室』で過去数回のライブを開催
生まれ年 1979年
住んでる都道府県 群馬県
Twitter @teraiwa
ブログ https://note.mu/teraiwa

 

寺岩さんが大喜利をする理由を
始めた当初→現在 の数値を5段階評価にして教えてもらいます

項目は以下の5つです

大喜利が大好き

・自分の発想を表現する手段として適している

・面白い人に会いたい

・一番になりたい、他人と勝負して勝ちたい

・あなただけの理由

 


あのころ: それではよろしくお願いします

寺岩: よろしくお願いしますー

あのころ: 最初このインタビューお願いした時に最終回ですか、と寺岩さんが言われて(笑)

寺岩: いや、正直、僕には来ないと思ってました

あのころ: いやいや
あのころ: 続けていく上ではお願いするべき人だと

寺岩: なんていうか、需要なさそうだし、あとオオギリレーダーとしても得がないだろう、と
寺岩: ちなみに、順番的にこれはスズケンさんの後になるんですか?

あのころ: そうです、その予定です
あのころ: お蔵行きにならない限りそうです

寺岩: もう悪意しか感じられない

あのころ: ええー
あのころ: 振り幅といってください

寺岩: じゃあそう捉えて、せいぜい幅を付けましょう
寺岩: あ、そうだ

あのころ: はい

寺岩: これ最初に言っといていいですか、せっかくなんで

あのころ: どうぞどうぞ

寺岩: 主にオオギリレーダーを読まれる方に向けてになりますけど
寺岩: 僕がここで言うことは、基本僕個人の見解とか信条とか主張とか、そういうやつですので
寺岩: 所属しているバックボーンとか、派閥とか、立場とか、そういうのを乗っけて読みとる方がけっこういらっしゃるみたいな ので
寺岩: そういうの、僕は一番嫌いなんです、だからそこのところはお願いします

あのころ: この前置きのところだけでもお願いしてよかった
あのころ: 誰かを攻撃したりとかそういうことじゃないですよね

寺岩: そうです、そういう意図で言うわけじゃなくて
寺岩: あと、僕の近い方面からも言われたことあるんです「俺まで『そっち派閥』の人みたいに思われるからやめろ」みたいに

あのころ: それぞれがこういう考えでいる、というのを伝えるというか、僕自身がその人の思いを聞きたいのがオオギリ・レーダーです ので

寺岩: あのころさんやからやで、ほんま

あのころ: ありがとうございます(笑)
あのころ: 意外と因縁があるというか寺岩さんとは
あのころ: おいおい出てくるとは思いますが

寺岩: いや、ほんとです、ね
寺岩: だからあながち冗談じゃないんです、あのころさんだから、というのは

あのころ: 改めてよろしくお願いします(笑)

寺岩: こちらこそです。

あのころ: それでは一つ目の項目からいきますね

寺岩: はい

あのころ:大喜利が大好き』 過去 5→現在5

あのころ: 寺岩さんの大喜利との出会いはどのようなものだったんですか?

寺岩: 大喜利をやる事に関しては、まあ何度か言ったことありますけど「大喜利やらナイト」という、小浜さんが主催している アレですね
寺岩: 地獄のなんたら、みたいに言われてた

あのころ: 一晩中でカラオケボックスで大喜利をやる地獄の(笑)

寺岩: そうかなー、そんなに辛いかなー

あのころ: 結構きつかったですね

寺岩: あれの初回が2006年とかですね、確か
寺岩: あれ、初回はほんと楽しくて、全然もっとやりたくて

あのころ: どういう集まり方だったんですか?

寺岩: もうちょっと厳密に遡ると、「ピーナッツの薄い皮」というネットラジオがあって

あのころ: おお!
あのころ: 懐かしい!

寺岩: 上田さんと岩田さんの

あのころ: 松岡さん、三村さんですね当時の

寺岩: あ、そうですね、そっちの頃の、まあ掘り下げるとめんどうなんで省きますが

あのころ: 長くなりますね(笑)

寺岩: それのリスナーの集まりなんですよ(はしょりました)
寺岩: あの中で大喜利投稿コーナーみたいのあったんですけど

あのころ: あ、そうかーなるほど

寺岩: 当時「洗濯マン」と名乗ってた小浜さんが、リスナー掲示板で呼びかけて、実際に大喜利やってみよう!って
寺岩: というのが、第一回大喜利やらナイトです

あのころ: 当時のメンバーで残られてる方は?

寺岩: 僕と小浜さんだけですね
寺岩: でも、先日の大喜利会議室LIVEに、当時の最初のメンツの1人がたまたま見つけて見にきてくれてました
寺岩: なつかしかったなー

あのころ: おお、それは素晴らしい

寺岩: 「あの頃カラオケでやってたアレが、今こんなことになりました」って言えて、なんかよかった

あのころ: まだやってたの?とは言われませんでしたか?(笑)

寺岩: 思ってたのかもしれないw でも言われませんでした、よかった

あのころ: その投稿のコーナーで最初から大喜利たのしい!ってなったんですか?

寺岩: その投稿コーナーも面白かったんですが
寺岩: 実際にカラオケボックスで、当時は23時~5時までのナイトパックで入ってやって
寺岩: 「面白い!楽しい!全然時間足りない!!」って

あのころ: 六時間やっても足りない(笑)

寺岩: で、小浜さんが渋谷パセラを見つけてきて、パセラだと7時までいられるので
寺岩: ハニトーもあるし

あのころ: もう2時間増えた(笑)
あのころ: ハニトーは素晴らしいですねー
あのころ: 地獄のオアシス

寺岩: あ、ちがった、0時~8時でしたね
寺岩: で、ちょうど4時くらいが中間なんですよ

あのころ: そうでしたそうでした!

寺岩: そこでハニトーを注文する、というのが通例になって
寺岩: それを「スーパーハニトータイム!!」と呼ぶ変なノリが生まれて今に至ります

あのころ: 最初からお題を持ち回りで交代にMC兼審査員のスタイルでしたか?

寺岩: そうですね、後から聞くと、小浜さんはその時既に、POARO周辺の「朝まで大喜利」と言われてる集まりにも参加し てたそうで
寺岩: 要はそれを自分でもやりたい、ってとこからピー薄リスナーに声かけたみたいです

あのころ: なるほどなるほど

寺岩: だから、そのPOARO周りのやり方を踏襲してますね

あのころ: いいルールですよね、やってて楽しいし理にかなってるので好きです

寺岩: ジャッジする人のパーソナリティが見える、というのは意外に大事なことなんだな、と最近になって思いますね

あのころ: そうですね!たしかに!

寺岩: なんかこう、機械的で、どこまでも公平なものでなくてはいけない、みたいに思いがちですけど
寺岩: 大喜利にその究極の公正さみたいなものって、実質無いですから
寺岩: そうじゃなくて、ジャッジも参加者なんだ、って感覚の方が説得力あるのかな、みたいなことは最近思うことです

あのころ: あー含めてみるんですね
あのころ: 実際大会だったりでも参加者が審査員というのがほとんどですしね

寺岩: そうですね、あれも、もうちょっと各々の色を出した方がエンターテイメントにはなるのかな、とか
寺岩: その、邪魔しないように、色を消すように、って思って空気読もうとしますけど

あのころ: はいはい

寺岩: まあ脱線しましたね、そんなことを考えては溜めてます

あのころ: 僕もそっちのほうに脳が働いていってました。修正します(笑)

寺岩: いえいえ

あのころ: 大喜利の楽しいっていうのはずっと一貫して続いてる感じですか?

寺岩: そうですねー、ド頭で少し触ってしまいましたけど
寺岩: やっぱ人が増えて、柵が増えたりもして、僕は元々、人が多いのとか、知らない人とか、好きじゃないので
寺岩: イベントごとに呼んでもらうと、最初は嬉しいんですけど
寺岩: 前日くらいになると「あー、なんかもうやだなー、ずっと家にいたいなー」みたいな気持ちになることもあるんですよ

あのころ: わかりますわかります

寺岩: でもまあそういうわけにもいかないんで行って、大喜利すると、やっぱり楽しいんです
寺岩: 超面白い

あのころ: 盛り上がりますもんね

寺岩: めんどうな事もあって、嫌な思いもしますけど、それは全部大喜利の周辺のことで
寺岩: 大喜利はずっと変わらないで楽しいんです
寺岩: だからずっとやってられるんだろうな、とは思います

あのころ: やらナイトみたいな知ってる人がたくさんいる中で長時間やる大喜利がベストですか?

寺岩: 正直、やらナイト、だんだんしんどくなってきてますね
寺岩: これはもう単純に、年です

あのころ: しんどいでしょ!(笑)

寺岩: だって35だよ、しんどいよ

あのころ: 僕2歳上ですから二年早くしんどいんですよ

寺岩: やーね、年って

あのころ: 昼間やりましょうよ(笑)

寺岩: 高くつくからなー
寺岩: やらナイト、ただでさえ高いから

あのころ: 昼間の市民会館みたいなとこのほうが安いですよ!

寺岩: それをやってるのが、大喜利会議室の収録ですかね

あのころ: あーそうですね!

寺岩: 企画会議から含めて、それが一番楽しいんですかね、今は

あのころ: 皆さん企画脳も優れてらっしゃいますよね

寺岩: いやー、まー、そこはごにょごにょしておきましょう
寺岩: けっこう酷いのもあるし

あのころ: あーそうか(笑)

寺岩: そうですw

あのころ: 大喜利もういいな、ってなった瞬間はないんですか?
あのころ: やめようかな、みたいな

寺岩: そのー、大喜利周辺のことで、めんどくせーな、とか、もう年もアレだしな、とか、はありますけど
寺岩: やっぱ大喜利すると楽しいんですよね
寺岩: お題が出て、それを考えてる間だけは、そういうの全部無くなるので

あのころ: 今は毎日何かしらはやってますか?

寺岩: いや、ぜんぜん
寺岩: 毎日はもうやらないです、投稿もめっきりやらなくなったし、ほんとに都内出た時だけとかざらです
寺岩: モンハン出たらもっとやらなくなると思う

あのころ: あ、そうですね(笑)
あのころ: このインタビューも頑張ってモンハン発売前に終わらそうと(笑)

寺岩: バラさないでよー
寺岩: やりすぎるとズレてきますからね

あのころ: あー

寺岩: ズレるし、スレてくる

あのころ: それは面白くあるため?

寺岩: 僕自身がというより、そうだなー、うーん
寺岩: 外部の人にわからないことはしたくないというか
寺岩: もっと具体的に言うと、うちの嫁にわかんなくなりだしたら危ないと思ってるので

あのころ: いい基準が身近に(笑)

寺岩: 嫁は僕がやりたくてやってる事には協力的ですけど、自身としてはけっこう距離を置いてるので、本当にいい基準だと 思ってます
寺岩: だから変に興味持ったり入ってこないでほしい
寺岩: イベント見に来たりとか、しないでほしい

あのころ: なるほど。
あのころ: 奥さんにずれられると困るというか

寺岩: スズケンさんの奥さまみたいのは、それはそれで仲睦まじいなと思いますけど
寺岩: うちに限って言えば、やめてほしい

あのころ: 自らフォローした(笑)
あのころ: なるほどなるほど

寺岩: (ほんまは優しい子なんやで)

あのころ: ずっとなにかしら続けていないと発想が出なくなるとかいう方もいらっしゃいますけどそのへんの感覚は?

寺岩: 僕は発想で勝負してるとか、思ったことがないので
寺岩: たぶん次の項目にもかかってくるのかもしれないですけど
寺岩: あんま気にならない

あのころ: あ、じゃあ次の項目にいきますね

寺岩: (うまいやろ)

あのころ: (ありがたい)

あのころ: 『自分の発想を表現する手段として適している』 過去0→現在1

あのころ: えらい低い!
あのころ: 適してないんですか?

寺岩: そのー、これに関してはね、ほんとめんどくさいこと言うようですけど
寺岩: 僕は「表現」だと思って大喜利をしたことは一度もないです

あのころ: 説明してください(笑)

寺岩: あのー、ゲームというかね
寺岩: モンハンの大会で優勝したりする人って、まあそりゃ上手いじゃないですか、モンハンが

あのころ: はいはい

寺岩: でも、モンハンをやることを「表現」だとはあまり言わないですよね

あのころ: 同じ感覚なんですか!
あのころ: モンハンと!

寺岩: 同じなのかなー、わかんないですけど、でもそっちの方が近いですね

あのころ: ええーびっくり

寺岩: 表現活動みたいに思うよりは全然近い

あのころ: モンハンって動きが決まってるゲームですよね
あのころ: モンスターがこうきたらこう動くっていう

寺岩: そうですね

あのころ: ルーティンというか
あのころ: 覚えゲーとかいわれてる

寺岩: それももっと細分化すれば、フレーム単位の話になりますよね
寺岩: 1秒間60フレームで、ほんとに上手い人はその単位で動くし、何ができるかを見つけるというか

あのころ: それは動かし方が上手ではあるけれど「表現」ではないということですか

寺岩: そうですね、表現というのは、僕の思う表現は、そういうんじゃないですね

あのころ: 色んな見え方があるんですねー
あのころ: うまい!とは思うけどじゃあ生み出しているとは見えない?

寺岩: 生み出しているというのは、ものすごく振り幅のある言い方だと思うんですよね
寺岩: 読書感想文を書くのがめんどくさくって
寺岩: 人の書いたのとか、あとがきとか、ネットとか、そういうもののツギハギをして作った感想文って
寺岩: これって生み出してることになるのか?みたいな
寺岩: これをじゃあ表現と言っていいのか否か、みたいな
寺岩: でも実際大喜利において、そういう答え方ってありますよね
寺岩: ツギハギで作った答え、しかもそれが場にハマればうけるし

あのころ: そうですね、よく見ますね
あのころ: さっきと同じ型だな、っていう

寺岩: 僕はそれが面白いのが大喜利だと思いますし
寺岩: だからゲームの方が近い感覚なのかもしれません
寺岩: 生むというより、探してくるものなんです

あのころ: わかってきました!
あのころ: 大喜利自体がそういうものだからそもそも表現に適してはいないということですね

寺岩: そうですね、適している適していない、で見たことがない
寺岩: みたいな感じです

あのころ: わかりました。
あのころ: これが0→1に上昇しているのは?

寺岩: それちゃんと聞いてくれて嬉しいです
寺岩: 先日もやりましたけど、大喜利会議室のライブとか
寺岩: あれはメンバー全員、かなり気をつかって、神経つかって、たまにケンカしながら作ってます

あのころ: なるほど、そこは大喜利じゃないですもんね

寺岩: それは主に「こうしたらお客さんにどう見えるか?」という部分で、かなりマジメです
寺岩: そうですね、だから、これは「表現」というものの、端っこにくらいは乗っていいかなと
寺岩: 思うようになった1ですね

あのころ: 作り上げてるな、という実感の1ですね

寺岩: おそれながら、の1ですね

あのころ: 謙虚な人!

寺岩: 表現て、そんな軽々しく言っちゃいけない、って思ってるんです
寺岩: って言うと、これまでの全員への否定になるので、やめましょ

あのころ: そういうことじゃないですよ!
あのころ: これは寺岩さんの見方ですからね!

寺岩: そうだぞ!ボケ!

あのころ: おい!(笑)
あのころ: 寺岩さんって割と誤解されてる部分の多い人だと思うんですけど

寺岩: うふふ

あのころ: 自分への厳しさから来る部分が多いと思うんですよね
あのころ: 特にあてつけの様に人に押し付けてるわけではないし

寺岩: ええこと言うやんか!

あのころ: いや、でもそのほうが面白いから確かに誤解されるべき人でもあるとは思うんですよ(笑)

寺岩: なんというか、意地はってんすよ
寺岩: 意地だけで堪えてる、みたいな場面も多々あります
寺岩: 大喜利だけじゃなく

あのころ: 実際そんな戦いたくないですよね
あのころ: 疲れるし
あのころ: 得ないし

寺岩: ないですね、言わないで済む事は言いたくない

あのころ: それだけ持続してエネルギー持ってるのがすごいな、っていつも思ってます

寺岩: なんですかね、その意地だけでやってる時に
寺岩: 「○○だからいいですよね」みたいに言われたり、そういう雰囲気だされたりするわけですよ
寺岩: 昔から

あのころ: ほっぽられるんですね

寺岩: 強いから、であったり、面白いから、であったり
寺岩: いろいろですけど
寺岩: そうすると、めっちゃ腹立つんですよ
寺岩: はあああぁぁぁあああぁ?????!!!?!??!
寺岩: って
寺岩: やってから言えや!!!!って

あのころ: そうですね、楽してるわけじゃないですからね

寺岩: そういうのとか、怒りが原動力になってる部分は大きいですね
寺岩: これはもう性分です
寺岩: だから何もなく平穏だったら、モンハンやってエロ動画見て終わりです

あのころ: 面白い(笑)

寺岩: つかれるよ!

あのころ: 戦いたくないですよね繰り返しますけど

寺岩: やですけど、腹立つこと多いしね、繰り返しですけど

あのころ: わかってあげてください!こういう人なんです!

寺岩: 別にいいけどね、アホが

あのころ: おい!!!!!次の項目にいきます!

寺岩: どうぞーwww

あのころ: (寺岩さんにしてよかったわw)

寺岩: (せやろwww)

あのころ: 『面白い人に会いたい』 過去1→現在2
あのころ: なんだこの数値は!!!!

寺岩: あーね
寺岩: まあ説明させなよ

あのころ: お願いします(笑)

寺岩: さっきの「大喜利やりすぎるとよくない」ってのにもつながるんですけど
寺岩: 知り過ぎるのもよくないと思うんですよ

あのころ: あー繋がりますね

寺岩: その人の事をよーく知ってるとね、もうなんでも面白いんです

あのころ: !!!!
あのころ: 胸が痛い!

寺岩: だから僕はもう会議室周りの人を、何かの競技会とかでフラットに審査しなきゃいけないってなったら、できる自信が ない

あのころ: いやーすごいわ
あのころ: 寺岩ちゃんと言うわ 。ほんとそうですね

寺岩: 小浜さんの答えで、僕しか笑ってない、みたいのありますからね 

寺岩: その、みなさん「面白い人たくさんいる、みんな面白い」って言いますし、それは一面ではそうだと思います 

寺岩: ぱっと街中に出て、目に入る人全員に何十年分の人生とかあって
寺岩: それをひも解いていけばみんな面白いです、そりゃね
寺岩: だからこそ知り過ぎたくないというか
寺岩: ほどほどに距離置いておきたいな、と
寺岩: いうのがまず1つです

あのころ: 一つ目だった!
あのころ: もう十分正しいのに一つ目だった!

寺岩: こんないい感じで終わるわけじゃないじゃないですか

あのころ: ええー(笑)

寺岩: ↑こういうことを踏まえた上で、言いますけど
寺岩: ぶっちゃけ、ほんとに面白い人ってそんなにいないでしょ?
寺岩: あえて知り過ぎないようにした上で、その「知らない」という壁を超えてなお面白いぞ!って伝わってくる人って、そんな にいない
寺岩: そして、いたらちゃんと目に届くとこまで出てきます

あのころ: うううううう
あのころ: なんていっていいかわからない(笑)

寺岩: だから別に自分から「会いたいぞー!」って動こう、みたいな気はそんなに起こらないです
寺岩: 1から2になったくらいです

あのころ: 上がりましたよね!!!よかった!!!!!
あのころ: 会いたくなってる!!!!!!!!

寺岩: たぶんこれ以上にはならないと思うな

あのころ: みんな会いたいって!!!!!!
あのころ: 寺岩さんがみんなが面白いから会いたいっていってるよ!!!!!
あのころ: よかった!!!!!!!!!!!!!

寺岩: そうだよ!!!!!!
寺岩: LOVE!!!!!!!!!!!!!!

あのころ: さぁ次だ!!!!!!!!!!!!!!!!!

寺岩: (後悔した?)

あのころ: (巻き込まれた…!)

あのころ: 『一番になりたい、他人と勝負して勝ちたい』 過去4→現在2

あのころ: 最初は勝ちたい気持ちからのスタートですね

寺岩: そうですね、厳密に最初の最初はそんなのないですけどね、ただのカラオケボックスだし

あのころ: あーそうですね、そんな順位競う感じの空気でもないですよね

寺岩: この次にかかってきちゃうんでしょうけど「勝ちたい」ではなくて
寺岩: 「ほら!ちゃんと面白いよ!!寺岩、ちゃんと面白いこと言えてるよ!!」ですね
寺岩: そこんとこちゃんと見てあげて!!!

あのころ: じゃあ次の項目も出しておきましょうか

寺岩: あー、でちゃうー!!

あのころ: 『あなただけの理由』 過去4→現在0
あのころ: 寺岩さんのあなただけの理由は?

寺岩: 「あの時のロフトプラスワンにいた人達への仕返し」 
寺岩: と書きましたね

あのころ: wwwwwwwwwwwwwwwwww
あのころ: あの時とは?

寺岩: お前隣にいただろ!!

あのころ: いましたね(笑)
あのころ: 僕は仕返しなんて微塵もないですが!!!!

寺岩: だってそこそこウケてたもん、あのころさんは
寺岩: いい加減言いますか

あのころ:あのライブは僕の楽しい思い出です

寺岩: オフ喜利の、なんでしたっけ、何回目かですよね

あのころ: オールナイトですね

寺岩: それか

あのころ: そうです
あのころ: Web0.2という投稿大喜利のコーナーが週刊アスキーでありまして
あのころ: そのコーナーの母体がテキストサイトの方々が集まって作ったオフ喜利という団体なんですよね

寺岩: めんどくさい説明ありがとうございます

あのころ: で、その定期的に行われていたオフ喜利という大喜利ライブの一つ、「オフ喜利オールナイト2」の1コーナーで投稿コーナー「Web0.2」で割と採用されていた人が呼ばれてステージにあがったのが寺岩さんの言っている「あの時」です
あのころ: 投稿者から僕と寺岩さんと六代目さんの三人が舞台にあがりました

寺岩: カンペキやなー
寺岩: で、前述しましたけど
寺岩: 当時、舞台に上がって大喜利するというのは初めてのことですよ

あのころ: そうですよね、そんな場なんて当時ほぼなかったですもんね

寺岩: そう、で、あのころさんはそこそこウケて、まあ初めてにしてはもう十分じゃない、ってかんじで

あのころ: よく覚えてるなー

寺岩: 僕はもうおぞましいくらい、全身の毛が逆立つくらいスベってましたね

あのころ: あははwww
あのころ: その記憶もないですね

寺岩: 僕には鮮明にあるの!

あのころ: 僕はもうオフ喜利の人と大喜利できるのがうれしくってうれしくってただそれだけw

寺岩: いや、そうですよ、今でも館長さんとかと大喜利できる機会があるのって、ほんと夢ですよ

あのころ: 最高ですよね

寺岩: でもその場であんなクソゴミ以下の醜態さらしたのはほんと辛かった
寺岩: この話ができるから、あのころさんだから、これ受けるよって言ったんですよ
寺岩: レーダー

あのころ: この話って他でしてます?

寺岩: ちゃんとしたことはないですね

あのころ: それは聞けてよかったです

寺岩: せっかくの機会なんでいいますけど、その4が0になったのって

あのころ: はい

寺岩: この1年くらいですよ

あのころ: そうなんですか!

寺岩: ずーーーーーっと、僕の大喜利歴の中で、この時のトラウマはずーっとあって

あのころ: はぁー

寺岩: 天下一で優勝しても、判定考査で1000人の前に出ても
寺岩: あの時の事を思い出すと、心臓を掴まれたみたいにドンドコしてたんです

あのころ: !!!!そんなに!

寺岩: そんなにです

あのころ: 上のプロフィールの実績のところに天下一優勝とか書いてないのはどういう思いからですか?

寺岩: んー、それはまたちょっと別になりますけど、まあ恨みつらみを延々言っててもしょうがないんで、その話しますか

あのころ: あ、すいません、場所間違えましたかね(笑)

寺岩: いやいや、まあじゃあいちおう補足というか
寺岩: 仕返しというとアレですけど
寺岩: あの時、あそこにいた人達がどこの誰だかもうわかんないわけじゃないですか

あのころ: わかんないですわかんないです

寺岩: 大喜利をずっと続けて、もうこれは、そのどこにいるかわかんない人達に届くくらい笑い声を起こすしかないな、と
寺岩: それを自分の復讐とするしか、なんというか、救われない 、というのがずっとありました

あのころ: いや、すごいですね

あのころ: なるほどなー 

あのころ: 聞いてみないとわからないなー

寺岩: で、何がきっかけなのかわかんないですけど、ある時期、ふっと当時のこと思い出しても、なんとも思わなくなってまし た

あのころ: この一年くらいで

寺岩: たぶん、あの時ぐちゃぐちゃにスベってた自分を、ちゃんと見られるようになったというか
寺岩: 今、あそこに行けたら、お前はこうこうこうだからそんなクソみたいにスベって顔面土気色になってんだよアホ、って言え るようになったからじゃないかと思います

あのころ: あれ映像残ってないかなーみんなで集まって見たいなー(笑)土気色の寺岩さんを
あのころ: 松本さんに聞いてみよう

寺岩: たぶんありますよ、自分のHDDにあると思う

あのころ:

寺岩: 絶対掘り返さないけど

あのころ: さすがにそこはまだ見れませんか?(笑)

寺岩: たぶん今なら見られると思いますよ
寺岩: でも
寺岩: 恥ずかしいじゃん

あのころ: だからいいんじゃん!

寺岩: やだなー

あのころ: うわーいい企画だわー
あのころ: あの当時の客席みんな集めてやりたい
あのころ: 寺岩はこんなに面白くなったよ!!!!

寺岩: じゃあOPで罵詈雑言あびせていい?

あのころ: それはひらたいに

寺岩: もうやってる

あのころ: そうか(笑)
あのころ: 二人で殴り合いしてもひらたいが喜ぶだけなので

寺岩: そうですね、人間性クソだもんね

あのころ: ほんとに!!!!真の意味での人間性クソはあいつです!!!!

寺岩: 俺よりずっとだよ

あのころ: わかってないひとはわかってください。事実なのでこれは

寺岩: ガチです

あのころ: 証明とかそういう話じゃない
あのころ: 事実

寺岩: 真理

あのころ: もうすっきりしました?

寺岩: しましたんで、さっきの続きにしますか
寺岩: 最後のやつとからめて

あのころ: はい
あのころ: 実は寺岩さんにはもうひとつあなだだけの理由をいただいています

あのころ: 『あなただけの理由』 過去1→現在4

あのころ: 寺岩さんのもうひとつの理由は?

寺岩: 「アマチュアのやる大喜利がどうなっていけるのか見届けたい」 

あのころ: ツイッターなどでもアマチュア大喜利界という視点でよくツイートしてられますよね

寺岩: そのー、ポテンシャルとしてね
寺岩: 回答強度、みたいなことを上げるのが一番重要なことである、みたいな感覚が多いですけど

あのころ: はい

寺岩: そこで競い合ったり、プロと比較したり、それだけじゃないんじゃないかというか
寺岩: 何度も引き合いに出して申し訳ないですが、先日の大喜利会議室のライブとかね
寺岩: 企画大喜利の、企画会議をするとこからお客さんに見せちゃおう、みたいなのって
寺岩: ある意味、プロにはできなかったりするじゃないですか

あのころ: 確かにそうです

寺岩: 成立感であったり、採算的なことも、いろいろプロならではの事情があるし
寺岩: チャレンジそのもののハードルも高いし

あのころ: ライブにしようっていうのは相当高いですよ、そんなこと思えないです

寺岩: やっぱりこれって、アマチュアでやってるからできるんだと思うんです

あのころ: うんうん

寺岩: そういう、アマチュアだから、っていうポテンシャルがまだまだあると思うし
寺岩: そこで見届けていきたいなというのが
寺岩: 満たされてきた復讐欲の代わりに生まれてきた欲ですね

あのころ: なるほどー(笑)
あのころ: 前向きないいやつがでてきた!(笑)

寺岩: で、ここから落とすやつですけど

あのころ: もう!(笑)

寺岩: さっきの「実績に天下一優勝とかをなんで書いてないの?」っていう

あのころ: はいはい

寺岩: それを説明できるこの場所をきっかけにして、もうやめようかと思って
寺岩: 少なくとも自発的に書くのは

あのころ: というのは?

寺岩: 先日のライブにしても、一番心血を注いだのは
寺岩: 「企画大喜利ってなに?」っていうのを、知らない人にどこまでバリアフリーにイベントの中身に着いてきてもらうか、みたいな
寺岩: そういう部分なんですよね、やっぱり

あのころ: 大喜利を知らない、くらいの人をスタートにしてですか?

寺岩: そうすね、理想を言えばそうですね
寺岩: たぶんその域にはぜんぜんでしたけど
寺岩: けっこう気はつかいました
寺岩: で、
寺岩: で、ネット大喜利とかを僕はほとんどしないんですけど
寺岩: たまにツイッターとかで、ネットのなんとかって大会があってー、みたいのを見るんですよ

あのころ: はい

寺岩: 「CS」とか言ってて、どうも話しぶりから、それが大きい大会なんだなー、みたいのはわかるんですけど
寺岩: じゃあ他のと比べてどうとか、詳しいことはわからないんですね
寺岩: そこを説明するための言葉って、ネットだけじゃなく、生の世界でもないんです

あのころ: ああー

寺岩: 実績に「○○本選」とか「○○優勝」って書くんですけど
寺岩: その、撃墜数マークの☆みたいなものですよね
寺岩: でもその☆1個の基準ってバラバラなんですよ

あのころ: 確かにそうですね

寺岩: で、それを把握しようと思ったら、現状、参加するしかないんです
寺岩: 中に入るしかなくて、入らないとわからない
寺岩: それが「○○優勝」みたいな実績です
寺岩: だから僕は昔から、プロフとして書きはしますけど、それを本気で欲しがってる人達の気持ちがよくわかんないんです
寺岩: (ほら嫌な感じになってきた)

あのころ: 僕は嫌な感じはないですよ(笑)

寺岩: よかった
寺岩: その、今年の初めくらいの時にも、僕を大喜利界隈の「上の方の人」だとか、何か偉い立場のように言いたがる空気がありましたけど
寺岩: そういう目線自体が、アマチュア大喜利の世界をすごく狭めてると思います
寺岩: その人と、その人の思う「上」と、その長さのスケールで規定してしまってる

あのころ: うんうん
あのころ: 僕もよく言ってますけどね(笑)

寺岩: それはつまんないし、何よりポテンシャルはもっとあるのに、もったいないです
寺岩: 「○○優勝」みたいな肩書きを本気で羨ましがる人が出てきた時に、さっさとそういう看板は降ろしちゃった方がよか ったのかな、というふうに思ってて
寺岩: 今回いい機会なんで降ろしました
寺岩: その代わり、僕が外に向けて発信できる実績は「こういうライブをやったりしてます、面白いんで見に来てください」と いうことです

あのころ: なるほど!よくわかりました!

寺岩: だから13回大喜利天下一優勝は、5000円で売りますよ!

あのころ: そういうこというから!!!!!!
あのころ: 今の説明でもういいだろ!!!!!!!!!!!!!

寺岩: ^^

あのころ: もう言いたいことは全部言えましたか?
あのころ: 拾い逃がしてるところありません?

寺岩: だいたい。あとはnoteにも取っておかないと

あのころ: そうですね、書いてください
あのころ: お金払うんで

寺岩: また書くんで、みんな買ってね!100円ちょうだい!

あのころ: 宣伝だったーズコーーーーー
あのころ: おちてんのかこれ

寺岩: 壮大な宣伝です

あのころ: でした!!!!!!!!

寺岩: ステマでした!!!!!!!

 

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