オオギリ・レーダー

僕が聞きたい人に聞きたいことを聞いてログを載せるブログです。

INTERVIEW #1 ごうわん さん

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名前 ごうわん
大喜利暦 2007年~
所属団体(活動場所) 純豆腐の会
主な実績 週刊アスキー web0.2読者レース優勝5回 第2回ATC大喜利優勝
生まれ年 1974年
住んでる都道府県 愛知県
Twitter @Australianarm
ブログ GOING WONDER GROUND

 

ごうわんさんが大喜利をする理由を
始めた当初→現在 の数値を5段階評価にして教えてもらいます

項目は以下の5つです

大喜利が大好き

・自分の発想を表現する手段として適している

・面白い人に会いたい

・一番になりたい、他人と勝負して勝ちたい

・あなただけの理由

 

 

あのころ: それではよろしくお願いします

ごうわん: お願いします!

あのころ: どうぞ枠を外れない範囲で好き勝手に喋ってください

ごうわん: それはもう

あのころ: みんなのお手本になるやつを

ごうわん: ハードルが上がった

あのころ: 為になって笑えて感動もあるやつを

ごうわん: これぜんぶあのころさんがひとりでインタビューするんですか?

あのころ: そのつもりです

ごうわん: ライフワークじゃん

あのころ: これが僕がやりたいことだなーと

ごうわん: 何回かの区切りの時にぼくにあのころさんのインタビューさせて下さい

あのころ: うふふ。よろしくお願いします

あのころ: どのくらい続くかわかりませんが

あのころ: 飽きっぽいので

ごうわん: 続いて欲しい

あのころ: それでは頂いたデータから伺っていきますね

ごうわん: どうぞどうぞ

あのころ: 大喜利が大好き』 過去 4→現在4

あのころ: 最初から結構お好きだったんですね

あのころ: どういう出会いだったんですか?

ごうわん: お題があって文章で答えるという大喜利を始めたのは週刊アスキーのWEB0.2が最初だったと思うのですけど

あのころ: はい

ごうわん: それまでにラジオだったり、テレビだったり、雑誌だったり

ごうわん: 投稿を募るコーナーに応募するのは何回か経験があって

ごうわん: ずーっと継続して取り組んでいたわけではなくて、番組が改変で終わったり

ごうわん: 飽きて雑誌を買わなくなったらやめちゃってたので、職人までは行かないと思うんですが

ごうわん: 毎週読んでいたアスキー大喜利コーナーは好きで面白いな-と思っていたのと

ごうわん: 「mixiで回答募集中!」ってアオリが、当時mixiを始めてまもない頃のぼくにちょうど引っかかった感じですかね

あのころ: じゃあ2007年からの大喜利歴となっていますけど昔から潜在的に大喜利の血は体内を流れていたんですね

あのころ: 昔掲載された経験ってありました?媒体とか覚えてます?

ごうわん: 名古屋ローカルで嘉門達夫がやっていた深夜のバラエティ番組があって

ごうわん: そのまんまの替え歌のコーナーとか、「鼻から牛乳」のようなコミックソングのネタを募っていたんですが

ごうわん: そこは結構採用されて、そのままCDに入ってるネタもあります

ごうわん: 高校生の頃かな

あのころ: ええ!すごい!

ごうわん: 嘉門達夫のアルバムはぎっちりネタが詰まってますけど、本人が考えたのってあんまりないんじゃないかと思います

あのころ: 嘉門達夫は僕も通ってます

ごうわん: あのころさんも!

ごうわん: ラジオとかですか

あのころ: CD暗記して歌ってましたね

あのころ: 替え歌メドレー

あのころ: ラジオも聞いてました

あのころ: 鈴木彩子?がアシスタントだったかな

ごうわん: 懐かしい

ごうわん: 代官山プロダクションで事務所が同じだったんですよね

あのころ: あぁそういうつながりだったんだ

あのころ: 投稿はしてませんでしたけどごうわんさんのネタを口ずさんでいたかもしれませんね

ごうわん: あとは、ゲームとかパソコン雑誌の読者コーナーにせっせとはがきを送ってて

あのころ: ハガキ職人でしょ完全に

ごうわん: いや、高校生の頃編集者になりたいなーって思ってて、ぼくが読んでた雑誌では読者コーナーの常連が編集アルバイトとして採用される的な流れがよくあって

ごうわん: それを狙っていたのですが

ごうわん: 3年の時に東京の大学に進学するのは無理だな-って思って諦めたんですけど

あのころ: 職業として意識していたんですね

ごうわん: なので、投稿するという行為自体に抵抗はなかったのですぐに始められましたね

あのころ: このインタビュー楽しい笑

ごうわん: 楽しいですか!ぼくは変な気分

あのころ: 僕も週刊アスキーのWEB0.2に投稿していたんですけどごうわんさんが始められた時はよく覚えてます

ごうわん: まじか!!!

ごうわん: あのころさん雲の上のアレでしたまじで

あのころ: ごうわんさんみたいな人が来たならもうやめようと思いました

あのころ: ダウンタウンの漫才を見た島田紳介みたいなやつですね

ごうわん: 大きな話になった

ごうわん: 素敵やん

あのころ: 最高に大きく例えたらそれです

ごうわん: それは何回か記念の時に詳しく聞かせて下さい

あのころ: はい笑

ごうわん: まだ面識なかった時に初めてあのころさんの足跡ついた時はすごく嬉しかったからな!!!

あのころ: この辺は編集で消しましょう

ごうわん: そうしてください

あのころ: そこからずっと大喜利は変わらず好きなんですね

ごうわん: そうですね

ごうわん: 大喜利はじめて何らかの理由でやめる人もたくさんいると思うけど

あのころ: はい

ごうわん: ぼくに関して言えば、嫌な思いしたり飽きたりすることもなく、今日を迎えています

あのころ: 素晴らしいです

あのころ: それでは次の項目に

ごうわん: はい

あのころ: 『自分の発想を表現する手段として適している』 過去4→現在4

あのころ: 向いてると

あのころ: おれは大喜利に向いている!

あのころ: と!

ごうわん: 基本的に恥ずかしがり屋で人見知りで前に出るのが苦手な性格なので

ごうわん: 例えば宴会で一発芸をするとか絶対無理なタイプなのですけど

ごうわん: 大喜利のように決められた枠の中で面白を表現するというのは、まだできる方だと思っているので

ごうわん: 大喜利があってよかったです

あのころ: なんという完璧な自己分析!

あのころ: 確かにでも大喜利に向かう人はそういうタイプの人か思いっきり芸人タイプの人かどちらかの印象が強いです

ごうわん: そうですね

ごうわん: 大喜利得意な人は文系が多いんじゃないかと勝手に思ってるんですけど昔から現国だけは得意で、大学もそれで入ったようなものでそういう面でも自分に向いてるんじゃないかなーって思います

あのころ: 僕はごうわんさんの大喜利をみていると『理』って文字が浮かんできます

あのころ: ことわり

ごうわん: 理系の理

あのころ: 逆になっちゃった笑

ごうわん: ことわりとは

あのころ: ルールですね

ごうわん: ああーなるほど

あのころ: ルールの中の中心にあるっていう

ごうわん: 昔あのころさんに言われたのですごく覚えてる話があって

あのころ: あら

ごうわん: 柵で囲まれた範囲の中で、みんなで面白い答えが出てこないか地面を掘ってるんだけどしばらくすると柵の外まで掘り出す人が多い中で、ごうわんさんだけはいつまでも柵の中でまだ誰も掘っていないところを探し続けてるって

ごうわん: 言われてあーたしかにそうかもって思いました

あのころ: いい話だな

あのころ: ぜんぜん覚えてないけどいい話だ

あのころ: でもそれです

ごうわん: 言われたというかどこかに書いてた話です

ごうわん: 他の人が気にも留めないところをよく見てるなこの人は!!って思った

あのころ: 当たり前に気づくだろってとこにはぜんぜん見てないんですけどね

あのころ: というか僕の話はいいです!

あのころ: じゃあ次に

ごうわん: はい

あのころ: 『面白い人に会いたい』 過去1→現在5

あのころ: 随分と会いたくなりましたね~

ごうわん: 会いたい~

あのころ: MAX5ですからね

あのころ: 最初はぜんぜん会いたくないのにMAX

ごうわん: 投稿がスタート地点なんで、その時はPCに向かうだけの作業だったんですけどその時点ではまだ「オフ会」というものに参加したこともなかったですし性格的に見ず知らずの人の中に混じってHNで呼び合うとか絶対にムリって思ってましたしでも”生大喜利”なるものをしてる人の話を読んで、楽しそうだな-勇気を出して行ってみようかな-って新幹線に乗って渋谷まで大喜利をしに行ったらすごく楽しくてそこからなんやかんやあって、今では大喜利を通じて面白い人に知り合えるのが嬉しくて仕方がないです

あのころ: 初のその渋谷の会というのは?

ごうわん: あのころさんに初めて合った時ですね

あのころ: やらナイトですね

ごうわん: そうです

あのころ: 夜中から朝までひたすら大喜利を続けるあの地獄の

あのころ: あれを経験したらその後はなんでも楽しいですね

ごうわん: トイレに行くのに何人ものヒザをまたがなくてはいけないあの

あのころ: 決して早めに切り上げさせてくれないあの

ごうわん: 空腹に耐えかねて焼きそばをすすりだす者もいたあの

あのころ: そしてそんな時に現れるハニートーストがうまいあの

ごうわん: あの時は、翌日にラブサミもあって生大喜利のステージを観てすごく面白かったっていうのも自分の中では大きいですね

ごうわん: 面白い人っていくらでもおるなーって

あのころ: いいステージでしたよね

あのころ: 外に出て最初に一番濃いところを味わいましたね

あのころ: 面白い人を見て叩きのめされたような感はありましたか?

ごうわん: 大喜利に関して、ぼくは自己評価はよくないんです

web0.2に掲載して頂いた時も

「そんなに面白いかなーこれでよかったのかなー」ってずっと思ってたし

なので初めて生大喜利をするにあたっても「そんなウケないだろうなー」って思って行ったし、生大喜利のステージを観ても「やっぱりみなさん面白いなー」って感じで

ごうわん: なので叩きのめされるというか、あんなふうに大喜利できるようになりたいなーくらいのもので

あのころ: なるほど自己評価高く乗り込んでいった感じではないんですね

ごうわん: ですね

ごうわん: なんでかまっきーは全員ぶっ潰すつもりだったみたいだけど

あのころ: 名前出さずにいたのに笑

ごうわん: まっきーって言っちゃった

あのころ: そういう人もいますよね

ごうわん: ですね

あのころ: 極稀に

ごうわん: そういう人のほうが上達は早いんじゃないかと思いますけども

あのころ: そうかもしれませんね

あのころ: まっきーはしませんでしたけどね

あのころ: それではまっきーのことは忘れて次の項目に

ごうわん: はい

あのころ: 『一番になりたい、他人と勝負して勝ちたい』 過去2→現在2

あのころ: 意外と低いんですね

ごうわん: これはまた自己評価の話になっちゃうんですけどweb0.2で掲載数がトップになった時もなんだか申し訳ない気持ちでしたし、こないだ生大喜利の大会で優勝したのも運が良かっただけと思ってますし自分の気に入った回答がそれなりにウケれば、もうそれで満足しちゃってるというのが正直なところです

あのころ: あまり気負って望んでるタイプじゃないんですね

ごうわん: そうですね大会に出て1回戦敗退とかよりも、自分がこれだ!って思った回答が全然ウケなか方がよりショックだと思います

ごうわん: ウケなかった方が

あのころ: そういう意見は初めて聞きました

ごうわん: ええー

ごうわん: そうですかね

あのころ: みんな負けたことにショックを受けますからね

ごうわん: そうかー

ごうわん: 大喜利はお題運とかありますからね

あのころ: 得意不得意はありますね

ごうわん: 自分にハマらないお題ばっかり出たらなかなか勝てないですから、あまり結果を気にしても仕方がないんじゃないか

ごうわん: って思っちゃいます

あのころ: なるほどー

あのころ: ごうわんさんはどういうお題が得意だな、って自覚してるんですか?

あのころ: 一発ギャグみたいなお題は苦手なんだろうな、っていう想像はつきますが笑

ごうわん: 苦手だ!!

あのころ: そこから逃げて大喜利なのに笑

ごうわん: オモコロのゴミ中豆テストでは川柳お題で結構ポイントを稼げてたような気がします

大喜利だと絵を描くのが好きなので、絵で答えられるお題だとうれしいですね

なので生大喜利の川柳お題は嫌いです

あのころ: あぁー絵が上手ですよねごうわんさん

ごうわん: 上手ではないと思いますけども!!!

ごうわん: 描くのは好きです

あのころ: 最小限の線で表現するの上手だなーといつも思ってます

あのころ: 伝わらずに違う意味合いでの回答になってしまう人がどれだけいることか

ごうわん: シンプルな絵しか描けないんですけどね

大喜利であまり絵回答が出てないな-って思うと、目線が変わってウケるかな-って多用したりしますいやらしい

あのころ: いやー立派な武器ですよ。うらやましいです

ごうわん: ATCでは絵を描きまくりました大喜利知らないお客さんもいたので伝わりやすいだろうっていやらしい

あのころ: こいつ!!!実は勝とうとしてる!!!

あのころ: といういやらしさが見えたところで最後の項目に参ります

ごうわん: いいぞーいけいけー

あのころ: なんか急にノリノリに

あのころ: 『あなただけの理由』 過去2→現在4 

あのころ: この理由というのは?

ごうわん: も…物がもらえるから…です…

あのころ: すごいですよね笑

ごうわん: いやらしさが沸点に達した

あのころ: これが言える人他にいない

あのころ: おい!どのくらい物もらったんだ!いってみろ!

ごうわん:

20万円の椅子

PC3台

タブレット

ポメラ

ボタンがいっぱい付いたマウス

3万円商品券

大阪釜山間フェリー乗船券デラックスルームペア

ごうわん: くらいかな

あのころ: 凄すぎてどれからつっこんでいいかわからん

あのころ: いないですよこんな人なかなか

ごうわん: あのーほら、懸賞を趣味にしてる主婦とかいるじゃないですか

ごうわん: あれと同じです

あのころ: 同じじゃないですよ

ごうわん: ええっ

あのころ: 能力がないと物の獲得は出来ませんよ

ごうわん: テレビで観たんですけど、懸賞を当てるのにも技術があってハガキの裏面にテープ的なものをべったり貼るとハガキが反るんですってで、抽選箱の中から引く時に手に引っかかりやすいとかあとポストに投函するタイミングにもコツが有るとかあれと同じです

あのころ: ええー。じゃあ大喜利でものをもらうコツってなんなんですか?

ごうわん: いっぱい出すこと…?

あのころ: 普通!

あのころ: コツなかった!

ごうわん: 一番は面白い人と知り合えることです!あくまでもその次!おまけみたいなものです!なんか気づいたらいろんなもの頂いてたなーって

あのころ: いいようにまとめたなー

あのころ: というわけで謙虚に見せてその実いやらしいごうわんさんがお相手でした

あのころ: 長時間のお付き合いありがとうございました

ごうわん: こちらこそありがとうございました色々思い出すきっかけになって楽しかったです

 

 

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